ビジョン
Philosophy 経営理念
エデュケアライズグループは
1.物心両面の幸せを追求し
2.職員が働きやすい環境を整え
3.企業価値を高め社会に貢献します
北斗七星は空に 7つの星が並んでいるだけですが、太古の昔から幾多の物語を生み出してきました。エデュケアライズグループは現在4 つの法人、28 つの事業で構成されていますが、一瞬で私たちのことをわかってもらえるようにならなくてはいけないと思います。一瞬にしてパッとわかる、これをコンステレーションと言います。エデュケアライズグループに関する何かを見るだけで「ああ、あそこね」とわかり、そこから物語が展開されていく。そんなグループを目指します。そしてこの理念が、Educarealize Groupを表したもので、私たちがなんのために、どのような想いで、何をすべきかが明文化されることで、いつでも正しい道を歩むことができます。
想いを実現するためのMVV(M:ミッション・V:ビジョン・V:バリュー)
Mission 成長に向かうための不動点
私たちは、私たちと関わる一人ひとりの人生における大切な時間をお預かりしその人生を輝かせるために存在します
Mission は、しばしば「使命」と訳されますが、ここでは、私たち職員一人一人が、あるいは組織全体が成長していくうえで不可欠で、なおかつ正当性を担保する(少なくとも否定されるものではないということ)考え方の起点と捉えています。
私たちは、多くの人の人生における大切な「時間をお預かり」し、その時間を「輝かせるために」喜びや感動の機会を創出しようとしています。この「輝かせるために」というのが私たちの存在意義を問われた時の答えです。
Vision 実現する社会像
やわらかいまなざしに包まれるコミュニティ
コミュニティとは「場」を意味します。人と人とが対話する場、職場、子どもたちを育む場、利用者の皆さんと関わる場と、様々な場があります。このコミュニティには、心地よい雰囲気が漂い、感動と喜びがもたらされ、一人一人に生きる支えとなる物語が生み出されていくのです。
Our Role 私たちの役割
エデュケアライズグループは、ビジョンの実現に向けて、多様性の実現と人材を育みます
私たちの事業の融合のリアライゼーションがエデュケアライズグループの目標です。「リアライゼーション」には「なにかがわかる」「なにかを実現する」という 2 つの意味があります。私たちが生きているということは、自分がなにかを実現しているということと、わかるということを両立させているのだと思います。人材を育むことは、個人のリアライゼーションを援助することです。多様性という言葉、これからの社会の在り方を考えるうえでも、きわめて重要なキーワードだと思います。職場でも事業のなかでも多様性が模索されています。
Value 価値基準
私たち自身の人生を魅力あるものにするために仕事を楽しみます
私たちの個々の役割を果たすうえで共有したい考え方、基準を示しています。価値基準とはあなたがどのようにものごとの「良い」、「悪い」、「最悪」、「正しい」、「間違っている」などを判断しているかを表します。自分の人生を魅力あるものにするためには、仕事を楽しむことが大切なのだと私たち職員一人ひとりが認識しなくてはなりません。これは、仕事をしていく上で前提となる考え方です。私たち職員が仕事を楽しむことなくして、心地よさや喜び、感動を創り出していくことなどできません。少なくとも何かの縁で、この職場に集ったのです。仕事を楽しみ、人生を彩ってください。
Thought and Action「思想と行動」
1.安心して利用 私たちの施設を利用するすべての皆様ができ、適切な価格で最大限のサービスを得られる機会を提供する
安心して、あるいは安全にご利用いただけるという観点は、最も大切なことです。利用される側からみれば、安心は、安全を包含しているように思います。危機(crisis)、リスク(risk)、不確実性(uncertain) といった言葉は、安全を阻害し不安を生じさせます。なにかの確率や可能性のことをリスクといいますが、確率という可能性のことを言っているだけで、良い悪いどちらにいくかは関係ありません。50%の確率で起こり得ますとリスクを説明した場合、安心して利用していただけるでしょうか?起きれば危機的状況になるかもしれません。不確実性とは、確率計算できない物事を指しますが、これも安心感にはつながりません。安心感というのは、利用される皆さんと私たちの間に確実に存在させなければならない「信頼」なのではないでしょうか。そのためにどうするのかです。
2.私たちは心地よい雰囲気を創り出す
エデュケアライズグループとしての基準で、最も大切な考え方が「雰囲気」を大事にするということです。心地よい雰囲気を創り出すということです。心地よい雰囲気は、思考と行動に大きな影響を及ぼします。心地よい雰囲気の場では、学びが成立します。心地よい雰囲気の場では、生産性も高まります。心地よい雰囲気の場では、互いが尊重されます。そのためには、まず「五秒で言える言葉」、たとえば「ありがとう」「おはようございます」「お互い様」「お蔭様で」などの言葉を大切にすること。自分の表情や言葉、態度が職場の雰囲気を壊していないかどうかには、最も気を配るべきです。朝、職場に来た時、どんな態度で、どのような言葉の響きを伝えるのでしょうか?
3.想像するチカラを働かす
精神性が高く、豊かな人は過酷な状況に置かれても押しつぶされることがないと言われます。それは、内面的な精神の自由さと豊かさという「もうひとつの世界」への通路が開かれているからだと考えられます。「もうひとつの世界」、それはまさに想像するちからが生み出す世界なのです。想像の世界では、なにか大変なものが動いていることがあります。それを自分自身がどう把握するか、もう一人の自分を置いてそれを感じてみることも大切なことです。それにしても人間が持つ特有の能力のひとつである想像するちからは、すごいものです。「想像力は人生を魅力あるものにする。」
4.気づきを活かす
「気づき」-良い言葉です。気づいたら行動する。相手の良いことに気づいたら、言葉にして伝える。この繰り返し、積み重ねがきっと心地よい雰囲気を自分の中に創るのです。V・E・フランクルはこう言います。「どのような状況になろうとも、人間にはひとつだけ自由が残されている。それはどう行動するかだ。」
5.物事をシンプルに考える
シンプルに考えるというのは、物事を素直に捉えてみることが前提になります。否定的にあるいは批判的に考えると、あれこれ理由を考えることになり複雑にしてしまいます。
6.すぐやる・やればわかる
つまりは、行動がすべてであるということです。あれこれ机の上で考えていても埒(らち)があきません。「らち」とタイピングしたらもうひとつ「良知」というのも出てきました。一般的には「りょうち」と読みます。「良知」というのは、私欲を取り払った状態。自分に都合よくというのは、私欲に関係します。私欲を取り払えば、「やる」判断になるはずです。やるか、やらないかを判断するとき、やらない選択は、理由を必要とします。一番ダメなのは、自分の都合でなにもやらないという決断です。その日に起きたトラブルは、その日のうちに解決し、翌日まで引きずらないようにすることです。
7.魅力あるサービスを開発し期待値を超えるサービスの提供をおこなう
魅力あるサービスとは、その場限りの、その時良ければいいというサービスではありません。社会に役立つ、あるいはこのようなサービスがこんなふうに良いコトをもたらす、と感じてもらえるようなサービスです。まさにサービスを利用する人だけでなく、その周囲の人、客観的にそのサービスを見る人たちも巻き込み、柔らかいまなざしに包まれるコミュニティを実現できる可能性をもったサービスを言います。
8.感動し、喜びあえる機会を創出する
なにもせず感動や喜びあえる機会は生まれません。私たちは感動や喜びあえる機会を仕掛けていかなければなりませ
ん。仕掛けるためには、自分の中にストーリーをもつことです。この手帳にいろいろなことが文字やイラストで埋められることを期待しています。それが、ストーリーを構築していくうえでのアイデアになるからです。