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業界基礎知識まとめ

法律や制度、新たな概念まで…教育保育・介護福祉、その他ギモンを、ジャンル別に専門家がやさしく紐解きます。正確な知識を身につけ、教育保育・介護福祉をより効果的にご活用ください。

あ行

アイコンタクトの困難

目を合わせるのが苦手で、会話中も視線をそらしがち。

曖昧な表現の理解困難

「適当に」「ほどほどに」などの抽象的な言葉の意味を理解しにくい。

アスペルガー症候群

社会的コミュニケーションや対人関係の困難、こだわりの強さが特徴。

安心できる環境の重要性

変化を苦手とし、決まった環境やルーチンが安心感を与える。

異食症(いしょくしょう)

食べ物以外のもの(紙、布、土など)を口に入れる行動。

一斉指示が苦手

集団での指示に反応できず、個別の声掛けが必要になる。

インクルーシブ教育

障がいの有無に関係なく、すべての子どもが同じ場で学ぶ教育の考え方。

うつ伏せ寝の好み

体に圧を感じると安心するため、うつ伏せで寝たがることがある。

上手くいかないとパニック

計画通りにいかないと、感情が制御できず混乱することがある。

嬉しさの表現の違い

飛び跳ねたり手をひらひらさせたりと、独特な表現をすることがある。

運動協調障がい(DCD)

ボール投げやジャンプなどの動作がぎこちなく、運動が苦手。

絵カードの活用

口頭指示が苦手な子どもに、視覚的なサポートとして使うカード。

笑顔が少ない

表情が乏しく、感情を顔で表すことが苦手な場合がある。

エコラリア(反響言語)

他人の言葉をそのまま繰り返す(即時・遅延の2種類がある)。

枝分かれ思考の難しさ

「もし○○だったら?」という想像が難しく、柔軟な考え方が苦手。

絵本の活用

文字よりも視覚的に理解しやすいため、ストーリーを学ぶのに有効。

大きな声が苦手

突然の大声や大きな音に驚き、不安になりやすい。

オウム返し

会話の中で相手の言葉をそのまま繰り返す特徴。

音の反響に敏感

体育館や広い部屋などでの音の響きに過敏になりやすい。

音過敏

生活音や騒音が普通よりも大きく聞こえ、不快感を示す。

おもちゃへのこだわり

特定のおもちゃだけを好み、他のものには興味を示さないことがある。

か行

鏡文字を書く

「さ」「ち」「5」などを左右反転させて書くことがある。

過集中

興味のあることに没頭しすぎて、他のことに気が向かなくなる。

過敏性

触覚・聴覚・視覚などの刺激に敏感で、不快感を示すことがある。

仮面様顔貌(かめんようがんぼう)

表情の変化が乏しく、感情が分かりにくいことがある。

身体の使い方がぎこちない

ボールを投げる・階段を降りるなどの動作が苦手なことがある。

感覚過敏(味覚・嗅覚)

特定の食べ物の味や匂いに強く反応し、偏食につながることがある。

記憶の偏り

興味のある分野の記憶力が非常に高いが、日常生活の記憶は苦手。

聞き取りにくい話し方

声が小さい、早口すぎる、抑揚がないなどの特徴が見られる。

気持ちの切り替えが苦手

予定変更などに強いストレスを感じ、パニックになりやすい。

嗅覚過敏

生活の中の匂い(香水、食事、洗剤など)に敏感に反応し、強い不快感を示す。

興味の偏り

乗り物や特定のキャラクターなど、一つのことに強くこだわる。

緊張しやすい

環境の変化に敏感で、集団行動で極度に緊張することがある。

空間認識の困難

物との距離感がつかめず、ぶつかりやすかったり、字が枠からはみ出したりする。

クールな印象を持たれやすい

感情表現が乏しいため、冷たい印象を持たれることがある。

具体的な指示が必要

「ちゃんと」「しっかり」などの抽象的な指示では理解しにくい。

口の中の感覚過敏

歯磨きや特定の食感を嫌がることがある。

車や電車が好き

特定の乗り物に強い興味を持ち、詳しい知識を覚えやすい。

経験の一般化が困難

1つの場面で学んだことを他の場面で応用できないことがある。

計算が得意でも文章問題が苦手

計算はできるが、問題文の意味が理解しにくいことがある。

軽度知的障がい

知的発達に遅れがあり、学習や日常生活に支援が必要。

結果へのこだわり

自分の思った通りの結果でないと納得できず、やり直したがる。

けんかの仲裁が難しい

相手の気持ちを想像するのが苦手で、トラブルの仲裁ができない。

好奇心旺盛

興味のある分野には強く惹かれ、深く探求することが多い。

行動のルーチン化

決まった手順を崩されると混乱しやすい。

興奮しやすい

好きなことに夢中になると、声が大きくなったり、動きが激しくなる。

言葉のオウム返し

質問に対してそのまま言葉を繰り返すことがある。

コミュニケーションの困難

相手の意図を読み取ることが苦手で、会話がかみ合わないことがある。

さ行

作業のペースが極端

速すぎる or 遅すぎるなど、周囲とペースが合わない。

刺激を求める行動
体を揺らしたり、手をひらひらさせたりして刺激を求める

指示待ちになりやすい

自分で考えて行動するのが苦手で、指示を待つことが多い。

視線が合わない

目を合わせるのが苦手で、意図的にそらすことがある。

座っているのが苦手

長時間じっと座ることが難しく、体を動かしたがる。

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)

見守りや生活相談が受けられる高齢者向けの賃貸住宅。

サービス管理責任者

障害福祉サービスで個別支援計画を作成し、全体を統括する職種。

再発予防

精神障害などで再度の悪化を防ぐための支援。

作業療法

身体・精神の機能を回復・維持するための日常動作や創作活動を通じた療法。

佐藤式食事介助

利用者の尊厳を保ちながら食事をサポートする介助方法。

支援計画

利用者の目標達成に向けた支援の内容を記した計画書。

就労移行支援

一般就労を目指す障害者を対象とした福祉サービス。

児童発達支援

未就学児を対象にした発達支援事業。

施設入所支援

生活介護を受けながら施設に居住できる障害福祉サービス。

自立支援医療

精神障害・発達障害などの治療費を一部公費負担する制度。

ストレングスモデル

利用者の強みに着目して支援する考え方。

スーパービジョン

支援者が専門的指導を受けてスキルを高める仕組み。

障がい者スポーツ

障害のある人の身体的・精神的活性化を目的とした運動活動。

数値目標

業務や支援で設定される達成すべき定量的な目標。

スタッフ間連携

多職種やチーム内での円滑な情報共有と協働。

生活介護

障害者に日常生活支援や創作的活動を提供するサービス。

成果指標(KPI)

サービスの質や目標達成度を可視化する数値。

成長支援

こどもや若者が能力を伸ばせるよう支える支援の枠組み。

セルフケア

自分自身の健康や生活を維持する能力・行動。

接遇研修

福祉現場での接客・マナーに関する学びの場。

ソーシャルワーカー

社会福祉士や精神保健福祉士などの専門職。

相談支援専門員

障害福祉サービスの利用計画を作成する専門職。

相互理解

支援者と利用者間でお互いの立場や考えを理解する姿勢。

卒業支援

療育や通所支援から次のステップへの移行支援。

総合支援法

障害者総合支援法の略。福祉サービスの根拠法のひとつ。

た行

対人関係の難しさ

相手の気持ちを察するのが苦手で、トラブルになりやすい。

多動傾向

じっとしていられず、常に動き回りたがる。

対人援助職

介護職や支援員など、人に寄り添いながら支える仕事全般。

多機能型事業所

複数の福祉サービス(例:児童発達支援+放課後等デイ)を1拠点で提供する施設。

退院後支援

精神科や病院から退院した人の地域生活を支援する取り組み。

対象児童し

サービスを利用する子どもやその保護者。

タイムスタディ

介護業務の時間分析手法。業務改善などに用いられる。

地域支援事業

介護保険制度に基づき、市町村が提供する地域住民向け支援。

地域包括ケアシステム

高齢者が住み慣れた地域で最期まで暮らせる体制づくり。

地域移行支援

施設や病院から地域生活へ移行する人を支援する制度。

チーム支援

多職種や関係者が連携し合って支援にあたること。

注意欠如多動症(ADHD)

集中困難・衝動性・多動などが特性の神経発達症。

通所介護

デイサービスとも呼ばれ、日帰りで介護支援を受けるサービス。

通知表支援

子どもの学校での成績・評価に基づく支援提案。

通園施設

障害のある子どもが通う発達支援を行う施設。

通知義務

福祉事業所が行政等に特定の事案を報告する義務。

連携通信(つうしん)

家族や関係機関との情報交換を目的とした通信手段。

定着支援

就職後に長く働き続けられるようサポートする制度。

定例会議

チーム間で支援内容や運営について確認し合う会議。

手話通訳

聴覚障害のある方とのコミュニケーション支援方法。

提供体制加算

介護保険サービスで、職員体制に応じた加算制度。

低所得世帯支援

経済的困難を抱える家庭に対する支援制度や取組み。

特定の音を怖がる

掃除機やトイレの流れる音などに強い恐怖を感じることがある。

独特な言い回し

難しい言葉や独自のフレーズを使うことがある。

突然の変化に弱い

予定の変更などにパニックを起こすことがある。

児童相談所

虐待や発達など子どもに関する相談を受け付ける公的機関。

特別支援学校

障害のある子どものための専門的教育機関。

特別養護老人ホーム

要介護者向けの入居型介護施設。

トラウマケア

心的外傷を抱えた人に対する心理的支援。

な行

泣きやすい

感情のコントロールが難しく、ちょっとしたことで泣いてしまう。

内部研修

事業所内で行う職員向けの教育・学びの場。

ナラティブ支援

本人の語りを尊重しながら行う個別支援アプローチ。

障害名(ナビゲーション)

支援を進める上で参考にされる診断名。

直ちに対応(ナグモ式など)

リスクマネジメントや事故対応での迅速行動。

においに敏感

柔軟剤や食べ物のにおいが強すぎると不快になる。

苦手な音がある

雷・花火・放送のチャイムなど、特定の音に強く反応する。

日中活動支援

就労・創作・生活など、日中に行う福祉サービス全般。

入所施設

生活をともにしながら支援を受ける居住型施設。

日本版ASD診断基準

自閉スペクトラム症を診断する日本独自の基準。

入門的就労

一般就労前のステップとしての就労訓練。

日中一時支援

一時的に利用者を預かることで家族を支えるサービス。

抜け落ち支援(ぬけおちしえん)

制度や支援の網にかからない人への支援。

抜け(ぬけ)作業

支援計画や書類作成で起きやすい漏れ・確認不足。

抜き打ち監査

不定期に行われる行政等の立ち入り調査。

布の絵本(ぬのえほん)

視覚や触覚を使って学べる幼児向け教材。

寝つきが悪い

夜なかなか眠れず、生活リズムが乱れやすい。

ネグレクト

育児放棄など、子どもの基本的欲求が満たされない状態。

年次評価

スタッフの年間の貢献や成長を確認する評価制度。

年間計画

事業所が1年間で取り組む支援・行事などのスケジュール。

熱中症対策

夏季における福祉施設での健康管理のひとつ。

ネットワーク支援

地域や関係機関との横断的な連携を図る取り組み。

ノーマライゼーション

障害があっても分け隔てのない社会を目指す考え。

農福連携

農業と福祉を組み合わせた就労支援の取り組み。

脳機能評価

発達や認知の特性を調べるためのアセスメント。

望ましい支援関係

信頼・尊重・対等性を重視した支援者と利用者の関係。

ノウハウ共有

現場での知見や工夫をスタッフ間で共有すること。

は行

話の脱線が多い

会話の流れを理解しにくく、突然違う話題を話し出すことがある。

パニックを起こしやすい

予期せぬ出来事に対して強いストレスを感じることがある。

場面緘黙(ばめんかんもく)

家では話せるが、学校など特定の場面で話せなくなる。

発達支援

子どもの成長や発達を促す多面的な支援。

配慮事項

支援対象者に対して特に気を配るべきポイント。

ハラスメント対策

職場内のいじめ・嫌がらせの予防と対応。

判断能力

支援や同意の必要性判断に影響する利用者の能力。

パート支援員

短時間勤務の支援スタッフ。多くの現場で活躍。

人混みが苦手

人が多い場所にいると疲れやすく、不安になりやすい。

表情が読みにくい

相手の感情を察するのが苦手で、適切な反応ができないことがある。

表出コミュニケーション

言葉・ジェスチャーなどで意図を表す行為。

非言語支援

視覚・聴覚以外のツールや方法で支援を行うこと。

被虐待児対応

虐待を受けた子どもへの心理的・社会的支援。

ひきこもり支援

社会とのつながりが薄い人への外出・自立支援。

不安になりやすい

小さなことで不安になり、過度に心配することがある。

福祉用具

介護・支援に活用される道具や設備(例:手すり、車いす)。

福利厚生

職員に対する報酬以外のサポート制度。

福祉教育

学校や地域での福祉についての学びの機会。

普通学級支援

障害のある児童が通常の学級で学ぶ際の支援。

不登校支援

学校に行きづらい子どもへの居場所づくりや相談支援。

ペアレントトレーニング

保護者向けに子育てスキルを学ぶプログラム。

偏食対応

子どもの偏った食習慣に対する支援。

ヘルパー研修

訪問介護などを行う人向けの研修。

変化への対応

利用者の状況変化に合わせて柔軟に支援を調整する力。

放課後等デイサービス

就学児童を対象にした障害児通所支援サービス。

保育所等訪問支援

在籍先の保育園・幼稚園などでの支援サービス。

法定研修

事業所運営に義務付けられた職員研修(例:虐待防止研修)。

保護者支援

子育てや障害に悩む保護者に対する相談・支援。

保育と療育の連携

幼保と福祉が協働し、子どもを総合的に支える取り組み。

ま行

マネジメント業務

施設運営や人材管理に関する業務。

マッチング支援

ニーズに合ったサービスや就労先との橋渡し。

巻き込み型支援

家族・地域・関係機関を巻き込んだ包括的な支援。

マニュアル整備

業務手順や緊急対応のための文書を用意すること。

見守り支援

利用者が安心して過ごせるような環境づくり。

未就学児支援

幼児期の発達支援を担う事業。

ミーティング記録

会議やケース検討の内容を記録すること。

民間支援団体

行政外で支援活動を行うNPOや社団法人など。

向き合う姿勢

支援者が相手の声や思いに真摯に応じる姿勢。

無資格者研修

未経験者や無資格者に対する基礎的な研修。

無理のない支援計画

利用者の状態や家庭状況に配慮した支援内容。

無断欠勤対応

スタッフや利用者の無断欠席への対応マニュアル。

無償化制度

幼児教育・保育・療育の費用負担を軽減する制度。

メンタルケア

支援者・利用者双方の心の健康を保つ支援。

明確な役割分担

スタッフ間での職務の棲み分け。

メモリーノート

利用者の生活歴や好みを書き留める個別資料。

面接技法

相談やカウンセリング時に用いる対話スキル。

目の動きの支援

視線入力や視覚認知に関する支援。

モニタリング

支援計画の進捗を定期的に確認する作業。

問題行動支援

不適切な行動への理解と対応を行う支援方法。

目的共有

支援チーム間でのゴールの一致。

目標設定

利用者の成長や自立に向けた支援の方向性を定める。

モデル事業

先進的・実験的に実施される取り組み。

文字支援

読み書きに困難のある子どもへの支援。

や行〜わ行

夜間支援

夜間にも見守りや介助を提供する支援体制。

役割基準書

職員の役割・業務範囲を明文化した資料。

ヤングケアラー支援

家族を支える子どもへの支援体制。

保育養護要録(やろく)

保育園等での子どもの記録帳票。

野外活動支援

キャンプや外遊びを通じた社会性・体験支援。

有資格者配置

法定基準に従って配置される専門職(例:保育士、看護師)。

ユニバーサルデザイン

誰もが使いやすい配慮設計。

優先支援対象者

支援が特に必要と判断された利用者。

有機的連携

形式だけでなく中身のある本質的な連携。

ゆったり支援

過敏性や緊張が高い利用者へのペースを合わせた支援。

予防的支援

困難を未然に防ぐための支援・取組み。

要介護認定

介護保険サービス利用に必要な認定制度。

読み書き支援

学習障害や発達特性を持つ子どもへの支援。

用具支給制度

介護・療育に必要な用具が補助される制度。

予後

今後の回復・発達の見通し。

ライフステージ支援

年齢や発達段階に応じた継続的な支援。

ラポール形成

信頼関係を築く支援者と利用者の初期関係。

ライフレビュー

人生を振り返ることで自己肯定感を高める支援。

ラーニングスタイル

学び方の特性や傾向を把握する支援。

ライセンス制度

福祉業界での資格認定制度。

利用計画書

障害福祉サービス利用時に必要な個別支援計画。

リスクマネジメント

事故やトラブルの予防・対応。

利用者本位

利用者の意向を最優先に考える支援姿勢。

リハビリ支援

身体機能や生活能力の向上を目指す支援。

臨床心理士

心理療法や評価を行う国家資格に準ずる専門職。

ルーチン業務

日常的に行われる定型的な作業。

類型別支援

利用者のニーズ別に組み立てる支援体系。

ルール整備

現場での行動規範や手順を明文化する。

留意点

支援や運営で特に注意すべき事項。

ルーム環境支援

支援室や療育空間の整理・改善。

連絡ノート

家庭との日々のやりとりに使う連絡手段。

連携会議

関係者が集まり支援内容を共有・検討する場。

レクリエーション支援

遊びや余暇活動を通じた関係づくり。

レジリエンス支援

困難を乗り越える力を育てる支援。

労務管理

スタッフの勤務状況や雇用環境を適切に管理する業務。

ロールプレイ研修

役割を演じながら学ぶ体験型研修。

ローテーション勤務

交代制の勤務体制。

ローカルルール

事業所独自の運営ルール。

ロジカル支援

合理的・構造的に組み立てられた支援計画。

ロービジョン支援

弱視者向けの支援や環境調整。

ワークショップ

参加型で学ぶ研修・意見交換の場。

ワーキングメモリ

作業中に一時的に使う記憶領域。

和やかな関係づくり

支援者・利用者間の安心できる雰囲気の構築。

話し合い支援

本人・家族との丁寧な対話を重視した支援。

笑顔の支援

利用者の感情や安心に寄り添う対応を大切に。

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